まずは生活動線から洗面所の間取りを考える
洗面所は手や顔を洗ったり、化粧や身だしなみを整えるなど、日常生活に欠かせない水回りの1つです。このため単に洗面所の役割りだけでなく、脱衣所や洗濯場として機能している家庭も目立ちます。例えば帰宅してから洗面所に向かって手を洗い、そこで衣類も脱いで洗濯機へ入れ、そのまま浴室でシャワーを浴びるような生活動線も、決して珍しくありません。そして新しいタオルや衣類を速やかに手に取るには、それを保管する十分な収納スペースも必要になるはずです。このように洗面所の間取りを考えるなら、まずは普段の家族の生活動線をよく把握することから始める必要があります。
洗面台とリネン庫の距離を考える
洗面所では手や顔を繰り返し洗うため、常に新しいタオル等が保管されている状態が、望ましいと言えます。そこでリネン庫を設置するのであれば、洗面台となるべく近い距離にあるのが理想でしょう。例えば洗面台の上や下のスペースに木製棚を設けることで、手や顔を洗いながらでも、直ぐにタオルを取り出すことができます。
また脱衣所も兼ねている場合には、新しい衣類を入れておくクローゼットがあれば、格段に便利です。帰宅してから部屋の間を往復することなく、その場で部屋着やパジャマなどに着替えることができます。もちろん家族が多い場合には、その分だけリネン庫やクローゼットも大きめに作ることで、使い勝手が一層快適になります。
洗面所には洗濯機を設置しているケースも目立ちます。タオル類の他にも洗剤といった、ランドリーアイテムを収納するスペースが必要になります。この場合もやはり洗濯機から直ぐに手の届く、近い距離に設置するのが基本です。洗濯機の上方やサイドに収納スペースを設けましょう。
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