生活動線を意識しよう

注文住宅の設計を行う場合には、まず第一に生活動線を意識することが重要です。生活動線というのは、そこに住む人が室内をどのように移動するかを線上にして表すもので、基本的にはその線が短ければ短いほど暮らしやすい家になると考えられています。室内の移動の仕方は家族によって異なりますので、自分の家族の生活動線を念頭においた上で、間取りの設計を行うようにすると良いでしょう。もし施主だけでは分からないという場合には、家族会議を開いて各人が普段どのような生活を送っているのか洗い出してみるというのも一案です。

収納スペースを確保しよう

住みやすい間取りを設計するためには、収納スペースを十分に確保することもポイントとなります。収納スペースは多すぎると無駄になりますが、少なすぎると室内に物が溢れかえってしまうため、必要十分な広さを設けるというのは必ずしも簡単ではありません。今ある荷物の量を正しく把握した上で、将来的にどれくらい増えそうかを正しく見積もらなければ、余裕を持った広さにしたはずが全然足りなかったという事態になりかねないのです。そうならないようにするためには、将来の家族構成もしっかりとシミュレーションした上で、最大でどれくらいの収納が必要になるかを精緻に見極めるようにしなければなりません。施主だけでは正確に見積もるのは容易ではないので、必要に応じてハウスメーカーの営業マンや設計士と相談しながらイメージを固めていくようにするのが良いでしょう。

東京の注文住宅は住居として使用するだけではなく、地価が高騰する可能性もあるので投資としても成り立ちます。